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ブレーキのエア抜き

キャリパ ハードな走行をするとブレーキ部分が高温になり、ブレーキフルード(ブレーキオイル)の中に気泡が発生してペダルタッチがスポンジのようになってきます。 これを解消するにはブレーキラインに溜まった気泡を取り除かなくてはいけません。それがブレーキのエア抜きです。
エア抜き

左の写真の矢印部からナット部を緩めてフルードを排出させます。
ここからフルードが勢い良く出てきますのでビニールホースをナットの頭に、もう片方をペットボトル等に入れて飛び散らないようにします。
ブレーキフルードは鉄を腐食させますので注意しましょう。 また吸湿性も高いのでオイルのキャップやタンクの蓋の開けっ放しは避けましょう。雨のような湿度の高い天気の日も作業は避けたいですね。
エア抜きは2人で作業します。(1人でも出来る逆流防止弁の付いたホースも市販されているようです)
手順は以下のように行います。
  1. ブレーキペダルを2〜3回ポンピングしたあと、グッと押したままにする。
  2. ナットを緩める。フルードが噴き出して、同時にブレーキペダルがスッと奥まで行く。(足は押したまま)
  3. ナットを締める。
  4. ブレーキペダルを戻す。
  5. 1〜4を数回繰り返す。(適時リザーバタンクの残量に注意すること)

タンク エンジンルームの左奥にブレーキオイルタンクがあります。作業前にここにたっぷりフルードを注ぎ足しておきましょう。 途中でフルードが無くなるとここからまた空気が入ってしまいますから。(笑)


UPDATE 2001.5.13


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