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● ブースト計の取り付け

Defi ターボ車はブースト(加給圧)を 特にチューニングを施してある車はブーストの管理は必須項目です。 インプレッサのような2Lで280馬力(私のは240PSですが…)を絞り出すエンジンはノーマルでもブースト計は装着しておいた方が良さそうです。

今回取り付けたブースト計は日本精機製のDefiというものです。 メーターはその構造の違いによって機械式と電子式がありますが、後者はやや高価ですがステッピングモータのため動きが俊敏で良いです。 右の写真がブースト計とコントローラーのセットで取り付けに必要なパーツが全て入ってます。 メーターの文字盤は黒と白の2種類がありますが、あまり目立ちすぎないようにと黒の文字盤を選びました。

インマニ A型インプレッサの場合はインテークマニホールドの中央から3本ゴムホースで圧を取ってますが、 その真中がソレノイドバルブに行っています。ここからセンサーに分岐させることにしました。
配管は近くにターボユニットがあるので注意して行います。振動で高温部に接触しないようにタイラップで固定しておきます。

コンソール 車内はコントロールユニットにセンサーからの信号と電源を配線するためオーディオコンソールを外します。 コンソールを止めているネジは、ドリンクホルダーを引き取った後に見える2個とシフトブーツをめくった角に2個あります。 シフトノブを取れば一番下が爪で引っかかっているだけなので取り外すことが出来ます。

化粧版(?)を取るとオーディオ本体を支えてる鉄板を止めているビス4個が見えます。そのビスを外すとオーディオユニットごと手前に引き出せます。
配線 ここから常時ON電源とアクセサリ電源、イルミネーション電源を取ります。 アクセサリ電源は説明書ではイグニッション−ON電源と書いてありましたが、コードを分岐させにくかったのでアクセサリから電源を取りました。
自分の場合、オーディオの変換コネクタに大きく「アクセサリ」とかの文字ラベルがあったので作業が楽でした。 普通だと整備解説書にある電気配線図を見ながら作業します。 (ちなみに以前ディーラーで配線図コピーさせてくれます?と聞くと快くOKしてくれました)

コントローラは通常両面テープで左足元のあたりに付けますが、コンソール一番下のトレイにぴったり収まったのでここにしました。
ブーストメーターは取りつけ位置にいろいろ悩みましたが、あまり目立たせたくないのとタコメーターと同時に見れる近い位置を考えて写真の場所にしました。 大きさはφ60です。ここだと50km/h以下が見えませんが針の中心付近の角度でだいたい判りますし、 だいいちそんなスピード域で時速を気にする状況はあまりないでしょう。 燃料系は少し覗きこむようにしないと見えませんがそれほど弊害はありません。(1度だけ忘れててガス欠しそうになりましたが…(笑))

コントローラ 取り付け位置

私の車はマフラーのみの交換であとはドノーマルのA型インプレッサな訳ですが、ブーストは最大で0.8、オーバーシュートで0.9といった感じです。 初期型のこの数値は今となっては可愛いもんですね。
Defiはピークホールドはもちろん、設定ブーストになると赤いLEDが点灯します。 それと40秒間メーターの動きを記録することが出来るので後でゆっくり自分の運転を分析することが出来ます。(^^;
ただコントローラのボタンを素早く押しやすいように少し工夫した方が良さそうです。(まだ上手く1発で押せてません)


ところが、後日サーキットを走った後でブーストのピークを見てみるとなんと1.1を記録していました。 気温は10℃程度だったかな。何にしても全く無関心でいいってレベルでもなさそうです。気をつけなくてはね!
UPDATE 2001.4.2


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