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CIRCUIT RUN

〜サーキット走行日記・その4〜

●筑波サーキット/2001.10.6/20分×3本

パドック 久しぶりの筑波サーキットです。今回も、ですが朝が早くてツライです。集合時間は朝の6:00! 結局1時間ほど仮眠しただけですね。 本当はちゃんと睡眠をとらないといけませんよ。
(と自分に言い聞かせる…)
しかしサーキットにつくと続々と参加車両が到着して雰囲気がグッと高まります。そうすると眠気もどこかに吹き飛んでしまいます。

今回はフェラーリやロータスと言った一般道でもあまり遭遇しないマシンも参加されてます。 「車、好きでしょ?」というオーラが漂いまくってますよね。(笑)
ロータス フェラーリ
前回走行の時から私の車はミッションがクロスからノーマルに戻ったためシフトのポイントがわからない状態になってしまいました。 それでもタイヤをワンランク上のものにしたのでベスト更新できるかな? と勝手な予想です。
とりあえず1本目はラインを思い出しながら走行することにします。

まず1本目。やっぱり走行ラインをだいぶ忘れてます。(^^;
それ以前にサーキット自体が半年振りなのでタイヤのスライドする感覚やブレーキを残してコーナリングする感覚がすごく鈍ってます。 なので各コーナーではブレーキが手前過ぎで全然ダメ。もちろんダンロップ下や最終コーナーは限界を大幅に下回るパフォーマンスです。
ま、人間の慣らしという事でタイムも 1'12.6 と前回ベストの2秒落ちです。

そして2本目を待っている時にAクラスの走行で大きなアクシデントが起こってしまいました。
最終コーナーで白のR34スカイラインがスピン。後ろ向きになってコースの走行ライン上に止まってしまいました。
そこに後ろからシビックがクリップを立ちあがってフル加速してきます。すぐR34を発見してフルブレーキをしますが間に合わず接触。 シビックは一瞬 宙を舞って反対方向を向いて停止。
後続のインテRもフルブレーキ。白煙がタイヤから上がります。スピードを殺した後、ダートに車を回避するという冷静なドライビングで3重衝突は避けられました。
最終コーナーでのアクシデント

大きく潰れたシビック   R34

この走行会は同時走行する台数を制限して、なおかつ同じラップタイムの人同士が走るという非常に走りやすく且つ安全なものなのです。 でもモータースポーツには危険が伴うわけで、しかもトップクラスは1分1秒〜8秒という本格的な領域です。 走行会と言えども安全には十分に気を使わなくてはいけません。 私にとってはある意味サーキットに慣れてきて、事故の起きない@Niftyの走行会で危険性というものが薄れていたので今回のアクシデントはとても大きな勉強になりました。

しかし走行会は危険な趣味ではありませんよ。普通では得られないメリットもあります。
何が良いかと言うと、車の運転での危機回避能力を磨く絶好の場なのです。一般道での安全運転にもつながりますよ。
ちなみに公道では無茶な走行はやめましょうね。サーキットでは応急処置もしてくれるしちゃんと救急車が待機してます。 公道でこんな大きな事故を起こした大変ですよ。だいいち渋滞して他の人に迷惑かかっちゃいますから…。


2本目はラインに気を付けながらタイヤのグリップがどのくらいまでOKなのか確かめながら走行します。 今回タイヤをネオバにしたのですが、期待が大きすぎたのか「グリップするぅ!」という程ではなくやっぱり滑る時は滑ります。(当り前か…)

それに今回は水温の上昇が酷く、走行後にボンネットを開けるとリザーバからコポコポとクーラントが沸騰して溢れてきます。 タイムの伸び悩んで 1'11.5 です。

そして3本目。水温が気になっていまいち集中できてません。 アタックに入ろうとするものの1コーナーの進入を失敗して「あ〜ダメだぁ」となったりします。 そんな時は「この周は前を走ってるNEWインテRの走行ラインを勉強しながら走ってみよう!」と気分的に80%で走ります。 しかしなんとこの時が今回のベストラップ 1'11.3 です。う〜む…。 (-_-;

ちゃんとミスなく走ってれば1秒速いベストラップくらいは出る条件だったと思います。問題はドライバーですね…。
次回はちゃんと熱対策をしてドライバーが慣れるだけのラップを出来る状態にして望まなければ!


●筑波サーキット/2001.12.24/20分×3本

またもや早朝の筑波です。しかも12月とあって朝の6:00は真っ暗です。ガラス部分のテーピングやゼッケンの貼り付けをしたいのですが暗いので明るくなるのを待ちます。 その間、ウロウロして参加者やスタッフのみなさんと話をするのですが、とにもかくにも寒い!! 寒すぎます!
寒いのはエンジンにとっては良いのですが、待ってる間は大変です。参加者は走ってると暖まるのでまだいいですが、冬に見学に来られる方は十分な装備をオススメします。 それにいつもながらスタッフをして下さる方々には本当に感謝です。
パドック
パドック
スタート
コースイン

慣熟走行 1本目は路面温度も低いので注意して走ります。コントロールタワーからも注意を促す放送されてます。 徐々にペースアップしていくのですが、そろそろいいかなという3周目の第1ヘアピンで音もなくリアが滑りはじめてハーフスピン! 注意してるはずなのにやってしまって「あ〜、恥ずかしい…」って感じです。
1本目は感覚を取り戻すことにポイントを置いてMAX90%くらいで走ったのにもかかわらず、タイムはベストから0.4秒落ちの 1'10.6 が出ます。 前回の10月の走行に比べて全然イイです。「これはベストタイム更新出来るかも?」とニヤニヤ…。

2本目はライン取りに注意しながらタイムアップを目標に走ります。路面はだいぶ暖まっているようでタイヤもちゃんとグリップしてます。 今回はエンジンが吹け切る場所は回転が低いようでもギアを+1してトルクで走るような感じに変えてみました。 すると感覚的には速くないようなのに、タイムは10秒台が普通に出ます。これがいいのかな?
しかしダンロップ先と最終コーナーでは常にリアがスライドしている状態でタイヤの限界に来ています。 こうなると走行ラインを改善するかコーナーのアプローチを変えるかしか方法はありませんがアイディアが出ません。悩みモードに陥ります。f(^_^;
こんな状態なのですがタイムはベスト更新の 1'10.031 が出ます! 嬉しい〜!!

第1ヘアピン そしてラストの3本目。既に持病の冷却問題が発生しクーラントが沸騰してるので連続してのフルアタックは水温を気にしながらの走行です。 最初のアタックで 1'10.5 が出ます。そしてクーリング。いったんピットインして空いてる部分でコースインします。 @Niftyの走行会は同じくらいのタイムでクラス分けされてるとは言え、小心者の自分は後ろに着かれると煽られてるようで走りに集中できないんです。(^.^;
そしてここで再度アタック開始。相変わらずダンロップと最終コーナーはタイヤが鳴きっぱなしですが大きなミスなく走れてなんと 1'10.006 を記録します! ここでアタックを止めてなくて良かったです。(ラップタイムは後で配られた時に初めてわかります) エンジンを冷やすためにまたクーリングをしてもう一度アタック! すると 1'10.4 で走った後になんと念願の一桁、1'09.649 が出ました! いや〜、2年前に1分10秒台を記録してから自己ベスト更新するのは長かったですねぇ。もう感無量です。(T^T)

11万キロをオーバーしているMyインプレッサとしては上々ではないでしょうか?
さて今はほとんどノーマルですが、そろそろモノに頼ってもいい頃かな? なんて。

UPDATE 2001.12.31
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