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IMPREZA

 RA乗りのストイック生活♪ 

インプレッサにはデビュー当初の1992年からスタンダードなWRXというグレードとWRX type-RAという競技ベース車両となるグレードがありました。
type-RAのRAは Record Attempt (記録への挑戦)の略で、競技ベース車両という言葉通りの仕様でした。 具体的に言えば、エアコン無し、オーディオ無し、トランクの内張りも無く、同乗者が手でつかまるルーフの取っ手もありません。 電動ミラーや集中ドアロックなど論外です。(笑)

逆にコンペティションUSEと言う事で、走りの装備に関してはスタンダードグレードに無い数々のこだわりがあります。 それに関しては別のページで語るとして、今回は type-RA ならではの話題を致しましょう。 ちなみにインプレッサのライバルであるランサーにも同じようなグレードにRSがあります。こちらもGSRのような豪華装備は省略されて質実剛健です。 以下はそんな無骨な車を日常の足として愛用する際の苦労話(自慢話?)です。

●窓は手漕ぎです!
レギュレーター 窓の開閉は くるくるハンドル、カッコ良く言うとレギュレーターを手で回します。昔懐かしい感じですがボロいのではありません。もちろん軽量化のためです!
その昔はパワーウィンドウであるかのように体を動かさず一定速度で窓を開閉していた知人もいますが(涙)、今はもうこだわりの装備です。堂々と回しましょう。(笑)

問題なのは運転席以外の窓を開閉する時。特に窓を開けて走っていて途中で急に雨が降ってきた場合。運転しながらは危なくて無理です。高速道路の場合は最悪です。
夏場とか最初に全窓全開で車内の熱気を追い出してエアコンをかけたいのですが、その作業で汗をかいてしまいそうです。(笑)

先日友達の子供を乗せてあげた時は「これ面白い〜♪」と興味津々。子供にとってはもうクラシックカーなんですねぇ…。


●トランクは剥き出し
トランク リアのトランク内も軽量化のため内張りが取り去られています。配線やワイヤーが剥き出しになっています。
内張りが無くても問題は見た目だけでなんともないっしょ〜、と思っていたら意外な事実が! リアに荷物を入れる時はゴム紐で軽く固定はしているのですが、 うっかりコーナーで元気良く走ったりすると荷物が動いて剥き出しの部品を破壊してしまいます。 私の場合、気がついたらバックランプが外れかかってました。
トランクに荷物がある場合はマイルドな走りを心がけましょう。(^^;


●ミラーは手動です
ドアミラー ドアミラーは手動です。
ミラーの調整はもちろん、折りたたみも手動です。

駐車中はミラーをたたむのが狭くて車の多い都会ではマナー化しています。 なので駐車の度にドアミラーを手でたたむ訳ですが、助手席側にまわっていちいちたたむのは慣れるまでは面倒臭くって大変です。 しかも最近では「ギギィ〜」っと音も出ます。(笑) ちゃんとCRCしとかないといけません。


●分散ドアロック
いまどきの車は集中ドアロックやキーレスエントリーは常識でしょう。しかし、走りを追求するのであればそんな装備を装着する方が非常識、と言うことになりそうです。
自分1人の時はそれほどでもないのですが、知人を乗せた時は運転席以外にドア3枚ロックを確認しなくてはなりません。(^^;
先に降りた友達は自分が車でゴソゴソやってるのを「何してるんだろう?」と不思議な目で見ています。
ドアをロックしてるんだってば。(笑)

蛇足ながら、一部の他車には走り出して一定速以上になるとガシャ!っとロックされる機構がありますが、そんな恐ろしい状態にはなりようがないので安心しています。
何故オートロックが駄目なのかと言うと、大事故の際に気を失ったら外からすぐに救出ができないからです。 ロックする/しないは事故時にドアが開くかどうかとは無関係ですから、乗っている時はロックしないが正しいと思います。教習所で「乗ったらドアをロックして」と教えているのは大間違いです。
ロックするのは物騒な所を走る時くらいですかね?

UPDATE 2004.11.14
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